• ガスライター
  • ターボライター
  • オイルライター
  • ZIPPO(ジッポーライター)
  • dispo・100円ライター(使い捨てライター)
  • その他のライター(ギミックライター)
  • cigarette case(シガレットケース)
  • ミニパイプ・フィルター
  • 携帯灰皿・灰皿
  • accessory(アクセサリー)
  • supply(消耗品)

ライターの安全性

ライター及び喫煙具の業界団体一般社団法人日本喫煙具協会では、 消費者の方々を万が一の危険から守ることを目的として、ライターに関する国の安全規格である日本工業規格「JIS S 4801:2010」及び「JIS S 4803:2010」に基づく型式確認検査を実施し、製造物責任(PL)の対応を行っています。

この型式確認検査は、会員が製造・販売する注入式ガスライターとディスポーザブルライター(使い捨てライター)を対象としたもので、第三者(国の登録検査機関)に検査委託し、検査に適合したモデルは本会に型式登録され、型式確認証明書が交付されます。

主な検査項目

  • 炎の高さテスト 炎の高さが安全な範囲に調整できること
  • 炎の消火テスト 炎が完全に消火すること
  • 耐落下性テスト 1.5mの高さから3回落下させてもガス漏れなどがないこと
  • 耐熱性テスト 65℃の温度環境に4時間置いてもガス漏れなどがないこと
  • 燃料適性テスト 40℃の温度環境に28日間置いてもガス漏れなどがないこと
  • 耐内圧性テスト 55℃における蒸気圧の2倍の内部圧に耐えられること
  • 耐燃焼性テスト 部品が燃えたり変形しないこと

 

型式確認検査は全モデルが対象です

平成23年9月27日に消費生活用製品安全法に基づくライターの販売規制が完全実施され、同法の特別特定製品に指定されたディスポーザブルライター等の規制対象ライターは、国が定めたマーク 「PSCマーク」が付いたものでなければ販売することができなくなりました。

このPSCマークは、国に対して事業届出を行った業者が製造・輸入する製品で、国の定めた技術基準に適合する等の義務を履行した製品の証となるマークです。

「国の定めた技術基準に適合する」とは、国の登録検査機関による「適合性検査」(JIS S 4801:2010及びJIS S 4803:2010に基づく検査)に適合することですが、この検査は国の定めた「型式の区分」毎に要求されるもので、全てのモデルに求められているものではありません。

つまり、同じ工場で製造された、同じ型式区分で寸法形状(長さ、太さ等)の異なる複数のモデルがある場合は、その中の1モデルで検査を受けて適合すれば、他のモデルについても「技術基準に適合」とみなされ、PSCマークを付けることができます。

一般社団法人日本喫煙具協会では、寸法形状の違いは耐熱性能や耐落下性能等の安全性に少なからず影響を及ぼすものであるとの考えから、全モデルを対象として型式確認検査を実施し、安全性を確認しています。

また、定期的に試買テストを行い、流通段階においても安全性を保っていることを確認しています。

PSCマーク

「型式確認適合品」の表示は安心してお使いいただける製品の目印です

型式確認検査の適合モデル製品には「型式確認適合品」の表示が付けられます。

この「型式確認適合品」の表示は、製品貼付ラベルや取扱説明書、ディスプレイ等に付いていますので、安全規格に適合し、一般社団法人日本喫煙具協会が契約した対人・対物の生産物賠償責任保険(PL保険)が付保された製品の目印として、是非ご確認下さい。

型式確認適合品マーク